今こそ積極的に入れてみよう!給料天引き貯金が侮れない  書評「私の財産告白」1

未分類

こんにちは!ひとさちです。
実は今から紹介する1冊の書評を1記事で終わらせようと思ったところ、感銘を受ける部分が多すぎてまとめることができませんでした。
今回から5回にわたり、私の資産形成の手引書「インベスターZ(漫画)」にも名前が出てきた、本多清六の「私の財産告白」について紹介します。

この本は本多清六が85歳になったときに書かれたものですが、文面からは人生を非常に楽しんでいることが伝わってきます。
私欲のためでなく間違いなく後世の人に向けて書かれた本です。出会えたことに感謝しています。

投資を始めて財産を作ろう!と考えても、いくらか元手になる資本を貯金して作らなくてはいけませんが、第一章では貯蓄の方法や心構えを学ぶことができます。

Contents

本多清六の略歴

本多清六は1866年生まれで、大学卒業→ドイツ留学→大学教授となった人で、専門は森林で、林学者としても名を残しています。
彼は25歳の時に東京帝大の助教授になったとき、人生の計画を以下のように決定します。

  • 40までは働いて貯蓄
  • 60までは好きな研究をして学ぶ
  • 70まではお礼奉公
  • そこからは晴耕雨読の楽居
  • 毎日1ページ以上の文章執筆
  • 月給4分の1の天引き貯金

その結果、40歳で利息が給料を超え、たくさんのビジネスに関わり巨万の富を築いたのですが、その財産は子孫のためには有害だとしてほとんどすべてを寄付して質素な生活に戻り、また研究・勉強の日々にもどったそうです。

今まで私が読んできたお金に関する書籍で語られている一つに、一番効果的な貯蓄方法として、収入の何割かを強制的に貯蓄に回し、残った分で生活して行く手法があります。
この天引きという貯蓄方法は心理的負担が少なく継続性が高いため、非常に効果が高いようです。
本多清六はこの方法を基礎に大きな財産を形成しました。

「第一章 貧乏征伐と本多式貯金法」概要

この方は大学教授でしたが、親族含め計九人の家族を養っていたため貧乏だったようです。貧乏を脱出するためには容赦なく収入の4分の一を天引き貯金する方法をとります。
貧乏なのにそんなストイックな行動をとることができたのはなぜなのか。
それはドイツに留学していたころに指南を受けたブレンタノ経済学教授が関係しています。
教授は本多に対して、学者が貧乏では学問に説得力がない、まず日本に帰ったら働いて貯蓄し、ある程度たまったら森林に投資するよう伝えました。
国が鉄道や道路を広げ発展していく過程で、田舎の森林は都会の森林並みに値段が上がっていく。ドイツの富豪はそこに投資をして財をなしたと説明しました。
貧乏をさらに切り詰める天引き貯金を押し通せたのは、ブレンタノ教授の親切心にこたえる気持ちが少なからずあったとのことです。

ブレンタノ教授との出会いは本多の財産を積み上げていくうえでとても大きなものだったようです。なぜ本多の専門が森林なのに経営学教授に師事していたのかについては、「人生計画の立て方」という本の序文に書かれています。私が読んでいるのは「合本・本多清六」なので、「私の財産告白」とともに読むことができます。
それによると、ドイツには林業の経営法を研究する「林業計画」というものがあり、森林を維持するために秩序的、経済的に運営していく考え方があったからのようです。
ブレンタノ教授は多くの投資手法の中から本多の専門が森林だったから森林投資を進めたのではないかと私は考えています。
これは本多にとって、自分がよく知っていることに投資することになり、ほかの投資対象よりも有利に働くことになります。

そうして徐々に貯金の利子が給与と併せて生活を助けるようになり、購入した日本鉄道株30株が間もなく100倍となりました。
そこから森林を買い占め、日露戦争の好景気で山林の木を売るなどもあり、資産はさらに100倍となります。
そこから本多は財産を持つことのつらさに気づいていきますが、次回以降にまたご案内します。

「貯められなかった自分」から「お金を作る自分」へ

僕は子供の頃から親戚が多かったのでお年玉は毎年3万から、高校では7万円ぐらいありました。
今ではすべて使ってしまい、何に使ったのかもわからず何も残っていません。
社会人になってからも貯金は20万くらいになってはゼロになりを繰り返し、貯蓄口座も作ったが身にならず、貧乏なままだったように思います。

貯蓄がどうしてもできなかった自分にとって、本多の機械的に決まった割合の額を貯蓄する方法は新鮮でした。
ですが実行するには強い意志が必要なようですぐには行動に移せません。
一方その頃マイルをためるためにANAカードをメインに生活していました。もちろん航空券に変えられるほどはたまらず、毎年いくらか失効していきました。
使いづらいマイルをやめてポイントをためる方法を探していた時、楽天経済圏の考え方を見つけます。楽天銀行と楽天カード、楽天証券を使い、今は自動で蓄財しています。
最初に手続きを頑張っておけば後は自動的に蓄財されていくので心理的ハードルは著しく下がり、本多式でネックだった強い意志もそこまで必要なく現在2年ほど続いています。

楽天銀行に給与振り込み→楽天カードで投資信託を5万円カードで購入→500ポイントゲットしつつ投資信託として保有。
同時にidecoで23000円を投資。これも自動引き落とし。
計73,000円が自動的に貯蓄に回されるということが重要です。

この本を読んで

大きな転換期は、給与の天引き貯金の重要性に気付き、意志の弱い自分がどうすればそれを実行できるのかよく考えたことです。もちろん私のように楽天を選ばなくても、マイルやTポイントの生活でもいいと思います。
投資を行う前に、自動的に貯金できるシステムを持っておくことをお勧めします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました